姶良市は有機農業のまちとして、有機野菜のブランディングに力を入れているエリアです。
『オーガニックアイラ/有機の郷「あいら」』を掲げ、市を挙げてさまざまな取り組みをしています。
今回は姶良市の有機農業についてご紹介しますので、農業や地産地消に興味のある方はぜひ参考にしてくださいね。
姶良市は有機農業が多い有機の郷
姶良市は有機農業が盛んな地区で、認定農家全体に対する有機農家の割合が、県の1%に対し、市ではなんと25.3%を占めます。
市の認定農家の約1/4が有機農家であり、オーガニックアイラ/有機の郷「あいら」を称していることに納得です。
有機野菜のブランディング事業への本格的な取り組みは平成26年度からですが、有機による農業の始まりは昭和50年代までさかのぼる歴史があります。
古くからの農業基盤に加えてJAや行政も参加し、組織的に有機農業を展開する仕組みが特徴で、これは全国的にみてもめずらしい事例と言えるでしょう。
地産地消にさらなる付加価値を設けられるので、購買者の人気も高まります。
姶良市の有機農業のノウハウを学ぼう
姶良市には農業のノウハウや技術を学べる研修施設「鹿児島県有機農業技術支援センター」があります。
1年の長期研修コースは、宿泊費込みで60万円と低価格!
国の助成金を活用しているので、資金面での支援体制が整っているのです。
全国的にみても珍しい施設なので、修了生の半分を以上は全国各地から集まった方々だそうですよ。
技術面はもちろんですが、農家や関連機関との人脈を作れるのが大きな魅力で、修了生の就農率はなんと100%なのだとか。
姶良市を就農先として選択もできるので、姶良市への引っ越しを考えている方は、研修を受けながら住環境や街・地元の方々の雰囲気も併せてチェックしてみてください。
姶良市の有機農業者に対するサポート
姶良市の有機農業者に対するサポートには、「新規就農者奨励金制度」という支援制度があります。
新規後継農業者と新規参入農業者に、就農にかかる初期費用を支援するサポートで、農業資金だけに限らず生活資金にも利用できて活用性が高いです。
就農者であれば有機栽培でなくても奨励金を受け取れますが、有機栽培農家なら最大3年間まで助成される特典がありますよ。
普通栽培農家は月5万円の奨励金を最大2年間もらえるので、その差は60万円にもなります。
就農者の区分によっては、一人と夫婦の場合で金額が異なるので、詳細は姶良市のホームページをチェックしてくださいね。
まとめ
姶良市はオーガニックアイラを称した有機農業が盛んな街です。
農業移住を検討する方におすすめのまちで、金銭面を含めたさまざまな支援を受けられます。
地産地消できる安全性の高い農産物を求めるのであれば、ぜひ姶良市をチェックしてくださいね。
鹿児島県姶良市で土地をお探しの際は、サン・スター株式会社までぜひご相談ください。