自宅と学校の距離は、子どもの学校生活のみならず、親の負担の増減を左右する重要な要素です。
そのため、マイホームを学区内に建てるのか、学区外に建てるのかは、家族にとっても大切な問題となります。
そこで、マイホームを学区内に建てるとき、どのようなメリットとデメリットがあるのか、いくつかのポイントを解説します。
マイホームを建てるポイント①:学区内のメリット
マイホームを学区内に建てるメリットのひとつが、子どもの負担が少なくなることです。
学区内にマイホームがあると、通学する時間を短縮することができます。
通学時間が長くなると、授業中に疲れが出てしまい、集中力がなくなってしまうことも。
そのため、子どもの勉強をする環境を整えるという意味でも、学区内にマイホームを建てることはメリットがあります。
くわえて、治安面も重要なポイントとなります。
通学時間が長くなればなるほど、不審者と遭遇する、危険な目にあうリスクが高まります。
子どもが安全に登下校できる可能性が高まることも、自宅と学校の距離が短いことの魅力です。
子どもの下校時間が遅くなり、親が迎えに行くことになっても、少ない負担で済むこともポイントですね。
さらに、友だち作りという点からみても、学区内にマイホームを建てることでメリットを享受できます。
学区内には同じ学校に通っているクラスメイトがたくさん住んでいます。
そのため、学校が終わったあと、そのまま近所に住んでいる友だちと遊ぶことが可能に。
家が近い分、遊ぶ時間が増えるので、子どもが友だちを作りやすくなることがポイントです。
マイホームを建てるポイント②:学区内のデメリット
一方、マイホームを学区内に建てるデメリットも存在します。
家の立地により、学区内に住んでいながら、通学時間が長くなってしまうことがあります。
また、親の勤務地から離れた場所に学校があると、何らかの事情で迎えにいくときに時間を要してしまいます。
このように、学区内にマイホームを建てたからと言って、必ずしも学校が便利な場所にあるとは限らないことを念頭に置いておくようにしましょう。
その他、学校の近くに家があるからこその悩みが発生することもあります。
あまりに学校からの距離が近いと、友だちのたまり場になる、プライベートが丸見えになる等の問題です。
朝の登校時の旗振り、集団下校の付き添いなど、登下校に関わる当番を頼まれやすくなるデメリットもあります。
場合によっては、学区ごとに学校の雰囲気がガラッと変わる、学力の差が明確にあることも珍しいことではありません。
そのため、通学時間だけではなく、学校の雰囲気や教育環境を踏まえて、マイホームを選ぶこともポイントです。
まとめ
マイホームをどこに建てるかにより、子どもの生活スタイルや教育環境が大きく変わります。
学区内から通学することのメリット・デメリットを理解したうえで、どのような場所にマイホームを建てるのか検討するようにしましょう。
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